よくある質問

家づくりに関して、お客様からよくいただくご質問をまとめました。
ただし、お客様の建築をご予定されている土地や、条件などによって異なる部分もございますので、
詳しいお話につきましては、お電話・FAX・Eメール等にてご相談いただければと思います。

お問い合わせはこちら>


<基本編>

Q1.営業マンに相談すると売り込みがしつこくてイヤ…
Q2.どれくらい日数が掛かるの?
Q3.持ち家と賃貸ではどっちが得?
Q4.建売住宅と売建住宅の違いは何?
Q5.建築条件付きの土地ってどういうことなの?
Q6.建てる場所が離れていても来てくれる?
Q7.地盤調査について教えて
Q8.木造住宅は火災や地震に弱そう…
Q9.欠陥住宅について不安でいっぱい
Q10.シックハウスが心配なんだけど…
Q11.モデルハウスはどうやって見たらいいの?
Q12.工事中、現場を見に行ってもいい?
Q13.職人さんとうまく付き合う方法は?
Q14.職人さんにお茶出しをした方がいい?
Q15.要望を分かりやすく伝えるコツは?
Q16.営業マンとうまく付き合う方法は?
Q17.新しい土地に馴染めるかどうか不安
Q18.アフターサービスはどこまで?保証について教えて!


<プランニング編>

Q19.予算内で満足いく家づくりをするコツは?
Q20.オプション工事は本当にないの?
Q21.設計事務所に相談した方がいい?
Q22.工事途中での変更…やっぱりムリかな?
Q23.クロスのイメージをつかめない
Q24.将来、間取りの変更をしたい
Q25.インテリアのアドバイスもお願いできるの?
Q26.結露を防ぐにはどうすればいい?
Q27.自然素材はお手入れが大変?
Q28.収納スペースはどれくらい必要?
Q29.ウォークインクローゼットの問題点は?
Q30.窓の位置はどうやって決めたらいいの?
Q31.コンセントやスイッチの位置や数はどうやって決めたらいいの?
Q32.叔母が風水に凝っていて…
Q33.二世帯住宅の注意点は?
Q34.キッチンの設備が物足りない…
Q35.キッチンと洗面所が遠くて不便
Q36.隣家から苦情が出ることも…
Q37.掃き出し窓の高さについて
Q38.ビシビシと音がする。なぜ?
Q39.ソファやピアノを運べる?
Q40.北枕について
Q41.荷物の大きさに応じて棚が欲しい


<マネー編>

Q42.安いけど大丈夫?
Q43.結局、全部でいくら掛かるの?
Q44.サービスや値引きを要求してもいいの?
Q45.お金の支払いはいつすればいい?
Q46.キャンペーン中って本当に安い?
Q47.見積書はどうやって見ればいいの?
Q48.手付金(設計依頼料)はどれくらい必要?
Q49.いいと思って決めた会社と合わなくなったので別の会社にしたい。支払い済みの契約金はどうなるの?
Q50.自営業者でも住宅ローンを組める?
Q51.転職すると住宅ローンを組めないって本当?
Q52.繰上げ返済について教えて
Q53.ボーナス払いを使うかどうか迷っています
Q54.万が一の場合、住宅ローンはどうなるの?
Q55.税金について教えて
Q56.固定資産税はどれくらい掛かるの?

Q1.営業マンに相談すると売り込みがしつこくてイヤ…

「モデルハウスに行くと、毎日営業マンが訪ねて来そうでコワイ・・・」「ちょっと資料が欲しかっただけなのに、なんだかしつこいな・・・」残念なことですが、これは住宅業界でよく耳にする話です。本来家づくりは、お客様自身が考え、信頼できる業者を探し、その業者と力を合わせて進めていくものです。家をつくるお客様が、お客様のお手伝いをする立場である住宅業者に遠慮したり、対等に話ができずに悩んでいるのだとしたら、これほど悲しいことはありません。パルホームでは、お客様へ対する売り込みは一切ありません。どうぞお気軽に見学会へお越しください。

Q2.どれくらい日数が掛かるの?

皆さんがよくされる質問、家づくりの日程に関する質問ですね。標準的に申し上げて、家づくりは次のようなペースで進んでいきます。

  1. 仮契約前のお打ち合わせに約1ヶ月。
  2. 仮契約後、間取りやデザインなどの細かな仕様を決めながら図面を仕上げるのに約2ヶ月。
  3. 工事に入り、行政の検査や登記などを全て終え、実際に住むことができるようになるまで3~4ヶ月。

つまり、今から計画すると6~7ヶ月程度ということになりますね。建て替えで仮住まいをされる場合は、度重なる引越しなどで慌しくなることが予想されます。できるだけ余裕を持って、早めに準備することをお勧めします。

Q3.持ち家と賃貸ではどっちが得?

「持ち家と賃貸、どちらにしようか…」多かれ少なかれ、誰もが一度は考える大きな問題ですね。賃貸は借り入れを伴わないため、精神的に気楽ですが、「子どもが大きくなった時に部屋数が足りない」、「老後はどうしようか」といった不安を伴います。一方、家を建てる人にとっては、借り入れの際、無計画なまま進めてしまうことが最も危険です。

賃貸と持ち家のどちらが良いかは、人それぞれで考え方や暮らし方が違いますから、はっきりと断言することはできません。それぞれのメリット・デメリットを十分に理解した上で検討する必要があるでしょう。

一番大事なことは、あなたが「一戸建て住宅に住みたいと思うか」、それとも「ずっと賃貸でいいと思うか」についてじっくり考えてみることかも知れません。ご夫婦で、ご家族皆さんで、納得いくまでとことん話し合ってみてください。

Q4.建売住宅と売建住宅の違いは何?

家を建てて土地と建物をワンセットで販売するもの建売住宅と言います。建売住宅のメリットは、あれこれと考える面倒がないという点と比較的低価格であることです。また、実際に実物をその目で確認できる他、手続きが済めばすぐに入居できるので、家づくりに多くの時間を裂くことができない人にお勧めです。デメリットとして考えられるのは、間取りが決まっていることや手抜き工事かどうかのチェックができないために、優良物件かどうかの判断が付きにくいことなどが挙げられます。

これに対して売建住宅は、契約後に着工する住宅のことを言います。売建住宅では住む人の家族構成や生活スタイル、予算に応じて自由に間取りを考えることができます。一からじっくりと計画を立てるのですから、完成した時の喜びは格別です。家づくりの醍醐味を味わうことができるでしょう。

Q5.建築条件付きの土地ってどういうことなの?

聞の折込チラシなどで「○○分譲地特価販売中!但し建築条件付き」なんて文字を目にしたことはありませんか?この建築条件付きという土地、簡単に言えば、「その土地の販売会社に建物工事もお願いしなければならない」ということです。

建築条件付きの場合、建売住宅と違って工事過程をその目で確認することができます。ただ、建物工事を請負う業者が既に決まっていることで金額が高かったり、しっかりとした仕事をする職人を使うかどうか分からないといった懸念も考えられます。希望の工法や間取りを実現することができ、正直な価格でしっかりとした仕事をする会社であれば、何も問題ありません。土地をエサに工事契約を急ぐようなところであれば注意が必要です。

Q6.建てる場所が離れていても来てくれる?

業者を選ぶ際には、まずその地域に根付いた地元の工務店をお勧めします。具体的には、車で一時間程度のところが良いでしょう。家は建てる時だけでなくアフターメンテナンスが大切です。何かと小回りの利く地元工務店の方が、いざという時にも安心ですね。

地元工務店は大手ハウスメーカーと違い、豪華なモデルハウスを構えているわけでも立派なパンフレットを作成しているわけでもありません。しかしその代わりに、その土地で暮らす人たちのことを第一に考え、地に足の付いた堅実な仕事をしています。地域に根付いた工務店はお客様からの口コミを頼りに成り立っています。何か少しでも困ったことがあったら電話一本ですぐに駆け付けてくれるでしょう。

Q7.地盤調査について教えて

家づくりは一世一代の大仕事です。契約後に「地盤が弱くて家が建たない。地盤の補強費用で当初の予定金額を大幅にオーバーしてしまった!」なんてことになってしまったとしたら、それこそ目も当てられませんよね。

万が一、地盤調査で軟弱な地盤だと分かった場合には、建坪や地盤の状況によって異なりますので一概には判断できませんが、地盤改良費用や杭工事費用として100~150万円程度掛かる場合もあります。これは全体の資金計画を考える上で、予め費用を考慮しておくことをお勧めします。

Q8.木造住宅は火災や地震に弱そう…

耐火性・耐震性についてのご質問ですね。火災や地震に対しての心配は、自然が相手なだけに、どなたにとっても簡単には片付けられない重要な問題です。多くの方がご指摘のように、木造住宅というと従来までは火災や地震に弱いというイメージが付きまとっていました。しかし、現在は違います。

木造住宅は阪神・淡路大震災をきっかけに、圧倒的に強く生まれ変わったのです。木造住宅の素晴らしさは建築に携わるものなら誰でも知っています。パルホームが取り組んでいる「強い家づくり」のヒミツは構造現場見学会でご覧いただけます。何か不安や疑問等があれば、お客様が納得いくまでとことんご説明します。どうぞお気軽に足をお運びください。

Q9.欠陥住宅について不安でいっぱい

テレビやインターネットなどで欠陥住宅について目にすることがあります。実際にその目で見たり聞いたりしたことのある方も、中にはいらっしゃるかも知れません。非常に残念なことなのですが、ズサンな住宅会社の経営体質から、そのように悲惨なケースが起こることもあります。

パルホームでは、お客様とのコミュニケーションを第一に考えた家づくりをしています。「お客様が本当に幸せな家」をつくるために一生懸命考え、話し合い、お客様と一緒に家づくりをして行きます。不安に思う気持ちもよく分かります。それは私たち住宅に関わるものの努力が足りなかったせいです。そのようなことが起こらないために、また起こさないために、少しでも気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

Q10.シックハウスが心配なんだけど…

シックハウス症候群などの住宅が原因でもたらされるアレルギー症状について、近年、皆さんの関心が非常に高まっています。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭においては、簡単には片付けられない怖い問題です。

喘息やアトピーに苦しむお子様は、ここ数年で随分と増加していると耳にします。そして、その原因のひとつがホルムアルデヒドという住宅から発せられる化学物質の影響だと考えられているのです。現在の住宅では、このような化学物質の放散量を極力抑えた素材を使用しています。木造住宅ならではのやさしい木の香り、その心地良さは、完成現場見学会・構造現場見学会でお確かめください。一歩家の中に足を踏み入れると、まるで森の中にいるような爽やかな気分を味わうことができるはずです。

Q11.モデルハウスはどうやって見たらいいの?

「家を建てたい!」そう思った時に誰もが一度は訪れる場所、それがモデルハウスです。大手ハウスメーカーが構えるモデルハウスでは、営業マンがにこやかにあなたを出迎え、そのモデルハウスの良さを懇切丁寧に説明してくれます。しかし、中には売ることばかりを考え、「お客様にとって本当に必要なものは何か」、「お客様にとって一番幸せな家とはどんなものか」についてはあまり熱心に教えてくれないところもあります。

モデルハウスを見る時は、あなたの家づくりに生かせるところはあるか? どこをどうして生かしたら良いのか?という視点でじっくりと見て回ることが大切です。「家づくりの情報が欲しいだけ」、「気軽な気持ちで見たいだけ」とおっしゃる方は名前を記入せずに資料だけをもらう方法もあります。

パルホームの見学会情報はこちら>

Q12.工事中、現場を見に行ってもいい?

工事が始まると、どんな家が完成するか、とても楽しみになりますね。「気になって仕方ない。居ても立ってもいられない!」とおっしゃる方も多くいます。工事現場へは、気軽に足を運んでみてください。そして、ワクワクしながらあなたの家を眺めてください。

但し、その際にお願いがあります。工事現場は作業に必要な様々なものが置いてあります。そのため、多くの場合、危険を伴うことがあります。お子様と一緒に見学に行かれる際には、くれぐれも注意が必要です。外から眺めていただくのはもちろん構いません。でも、中に入る場合は、現場の大工や担当者に必ず一声掛けてください。そして、何か分からないことがあったら、遠慮なく質問してみてください

Q13.職人さんとうまく付き合う方法は?

家をつくるという作業は、厳しさを伴った非常にやりがいのある仕事です。職人の中には頑固者で口数の少ない人や愛想のない人もいるかも知れません。でも、それぞれその道の「プロ」として、あなたやあなたのご家族のために一生懸命に仕事をしています。現場ではどんなに小さなことでも、不安な点や疑問に思うところがあれば遠慮なく聞いてください

また、スゴイと感じられるところがあれば、その気持ちを職人にもお伝えください。「遅くまで熱心にご苦労様です」その一言だけで構いません。自分の仕事が評価され、自分のつくったものが大切に扱われることを感じた時、「この人のためにやってあげたい」と思う気持ちは人間であれば誰でも当然のことです。きっと想像以上に良いものが出来上がるに違いありません。

Q14.職人さんにお茶出しをした方がいい?

現場の職人へのお茶出しについてですね。こうしたことに気を遣っていただくのは、とてもうれしい限りです。でも実際はと言うと、現場でのお茶の用意は、していただかなくて構いません。職人は常に効率良く動いています。お茶などの飲み物は、職人が自分で用意しています。好意を示したいというお気持ちは本当にありがたいのですが、お気遣いなさらないで大丈夫です

もし、工事現場が現在のお住まいと目と鼻の先で、どことなく気まずいということであれば、現場を見学するついでにお顔を見せていただくだけで十分です。くれぐれもあまり堅苦しく考えないように。

Q15.要望を分かりやすく伝えるコツは?

人間ですから、その時の気分によって意見が変わってしまうこともあります。はっきりと要望をまとめることができず、「気が付けば、業者の言いなりになっていた・・・」と、後悔する方もいらっしゃるかも知れません。そこで、皆さんにお願いがあります。「家づくりノート」をつくってみてください

方法は簡単です。まず大学ノートを一冊買う。これに家づくりに当たって思い付いたことをどんどん書き込んでいくのです。内容や形式は自由です。家づくりノートをつくることによるメリットはたくさんあります。まず業者の意見に左右されなくなります。また、思い付いたアイデアを忘れず、忙しい方も効率良く意見をまとめることができます。さらに、ご家族皆さんの希望を知ることで必要なものとそうでないものをはっきり意識することができるようになります。あなたも是非、お試しください。

Q16.営業マンとうまく付き合う方法は?

「こんなことを言ったら笑われそうだけど…」「予算のことで相談するのは恥ずかしいな…」打ち合わせの時、お客様が遠慮がちにこうおっしゃるのを耳にすることがあります。申し訳ありません。お客様にとっての家づくりなのに、私たちに対してばかり気を遣っていただくのは、非常に残念なことです。言うまでもないことですが、家づくりは皆さんのために行うものです

ところが営業マンに気を許していただけないばかりに、ご自分の家なのに思うような家づくりができない方がたくさんいらっしゃるのです。言いたいことは、伝えてください。それがあなたにとっての最良の家づくりへの第一歩なのです。

(注)要望を聞いてイヤな顔をしたり、何でも「はい。はい。」と答えてばかりの営業マンには要注意です。

Q17.新しい土地に馴染めるかどうか不安

住み慣れた場所を離れて新しい土地へ移り住む場合、誰にとっても不安だと思います。不安を解消するためには、事前に隣近所や街の様子を知っておくことが大切です

具体的には、その土地を検討するに当たって、朝・昼・夜と時間を変えてその土地を下見してみるのがいいと思います。またその際に、車の中から見回すだけでなく、自分自身の足で歩いてみるとより多くの物事に気付くかも知れませんね。幼稚園や保育園、学校などの雰囲気が気になる場合は、市役所の相談室に聞いたり、インターネットの書き込みなどを参考に下調べしておくこともお勧めします。なお、地域に根付いている地元工務店は、その土地について多くのことを知っています。遠慮なく質問してみてください

Q18.アフターサービスはどこまで?保証について教えて!

パルホームの家は、第三者機関による10年保証が付けられています。また、お客様の大切な家は私たちがお客様と共に家を守る姿勢で、徹底的にアフターサービスを行っていきます。

定期点検はもちろんですが、家がいつまでも長持ちするかどうかは、日頃の皆さんの暮らし方にあるといっても過言ではありません。一年に一度の大掃除はもちろんですが、日頃から家を労わってあげることが重要です。家はこれから先の長い人生を共にする大切な器です。いつまでも大切に扱っていただきたいものです。

Q19.予算内で満足いく家づくりをするコツは?

家づくりのプランを考えると、どうしてもあれもこれもと要望が多くなってしまいます。これから先の長い人生を共に歩んでいく家ですから、できる限りの要望を叶えたいと思うのは当然のことですね。

予算内で満足のいく家づくりをするコツは、まず「これだけは絶対に実現したい!」というこだわりをしっかりと見極めることです。そして、実現したいものから順に並べていき、その順番に応じてプランに組み込んでいきます。何を第一に実現したいかという要望はご家族皆さんで意見が異なるでしょうから、予めそれらをきちんと取りまとめておくことも重要ですね。

Q20.オプション工事は本当にないの?

オプション工事がある場合とない場合とでは、建築費の合計金額は大きく異なります。広告では安い金額でうたっている会社でも、いざ打ち合わせを始めてみたら「オプション、オプション・・・」の繰り返し。「最終的には当初予定価格を大幅に上回ってしまった」なんて話もよく耳にします。

私たちが提案するプランの中には、子育て世代に必要なものは全て標準装備に含まれています。しかし、お客様の中にはもう少し違ったものが欲しいなどこだわりを叶えるために一部オプション工事になってしまう場合もあるかも知れません。設備や仕様については打ち合わせの段階から詳しく確認させていただきます。そして、どれがオプション工事になるかどうかについては、しっかり確認いただいた上で決定します。ご安心ください。

Q21.設計事務所に相談した方がいい?

こだわりの家や普通とはちょっと違った個性的な家をつくりたいという場合は、設計事務所へお願いするのもひとつの方法です。但し、全ての設計事務所が良いというわけではありませんので注意が必要です。注意しなければならない3つのポイントは次の通りです。

  1. あまりにも高い設計費には疑問が残ります。建築費の10~15%が妥当な金額です。
  2. 使い勝手や予算を考えずに、家を作品化してしまうことがあります。依頼する際にきちんと要望を伝えることが大切です。
  3. どんなに設計が良くても施工をする職人の腕が悪ければ台無しです。

施工会社はどうやって決めるのかなどについてもしっかり確認をしましょう。以上のことに注意して、検討すると良いでしょう。

Q22.工事途中での変更…やっぱりムリかな?

どんなに一生懸命に打ち合わせをしたつもりでも、工事が始まってカタチになるに従って、図面だけでは分からなかったことに気付くようになります。これから先の長い人生を過ごす家なのですから、少しでも理想に近付けたいと思うのは当然のことでしょう。後になってから慌てないためにも、打ち合わせの段階で詳細まで確実に決めてしまうのが一番です

ただ、工事途中にどうしても変更したいという場合には、すぐに連絡してください。できる限り対応します。但し、工事の進捗状況によって既に発注している部材もある場合は、やむを得ず追加で費用をお願いしなければならないこともあるのでご了承ください。

Q23.クロスのイメージをつかめない

クロスは壁だけでなく部屋全体の印象を決定付ける大切なものだけに、選ぶのが非常に難しいですね。サンプルは小さなものですから、本当は仕上がりを確認するのが一番良いかも知れません。

でも現実はなかなか難しい問題です。そのため、見学会などに参加して、好みのクロスはどんなタイプのものなのか、その色や質感、肌触りをその目で確認するのが良いと思います。

その際に大切なのは、部屋毎の完成予想図を頭に思い浮かべながら見るということです。テーブルやソファ、観葉植物などの色や配置を考え、そのイメージに合うクロスを選んでいただきたいということです。部屋全体のカラーコーディネートや照明器具を頭に思い描くことで、クロスのイメージも少しずつ決まってくると思います

Q24.将来、間取りの変更をしたい

間取りの変更についてですね。結論から言うと、間取りの変更は可能です

木造在来工法の家はツーバイフォー工法やハウスメーカーの家と比べて、比較的簡単に間取りの変更を行うことができます。誰にとっても将来のことをきちんと予測することは不可能です。予定よりお子様が増えるかも知れませんし、歳をとるに従ってバリアフリー住宅についての要望が切実なものに変わるかも知れません。また、ご両親と同居する可能性だって否定できませんね。

ライフスタイルの変化に応じて間取りを自由に変えられる木造在来工法こそ、子育て世代にふさわしい家づくりの工法なのだと思います。その魅力は構造現場見学会などで確認できます。

Q25.インテリアのアドバイスもお願いできるの?

インテリアは部屋全体の雰囲気を決める非常に大切な要素です。家の中でリラックスして過ごすためには、そこがご家族皆さんにとって安心してくつろぐことのできる、居心地の良い空間でなくてはならないでしょう。

インテリアを上手にまとめるためにはいくつかのポイントがあります。まず、クロスや床材の風合いを統一すること。次に、基本となる色を決めて、その色に合わせて部屋全体をカラーコーディネートすること。そして、使いやすさを重視しながら家具を配置し、カーテンや照明器具を揃えます。

インテリアでお悩みの場合は、遠慮なくご相談ください。これまでの経験と知識を最大限に活用して、あなたの家づくりをトータルサポートしていきます。

Q26.結露を防ぐにはどうすればいい?

冬になって暖房を入れると、窓ガラスにじっとりと水滴が付いているのを目にしたことがあるでしょう。住宅にまつわる不平・不満の内、必ず上位に挙がるのがこの「結露」についてです。結露対策として挙げられるのは、次の通りです。

  1. サッシをペアガラスにする
  2. 断熱材は密度の高いものを使う

細かい説明は除きますが、結露はこの2点によってほぼ解消されます。しかし、こういった建築上の対策の他に、結露を防止するためには日常生活の中でできるだけ「換気」を心掛けることが大切です。寒い冬の時期でもなるべく2時間に1回、5分程度は窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。また、台所やお風呂場の換気扇をできるだけ利用するように心掛け、時には除湿器を使いながら室内の空気を動かすことも大切です。

Q27.自然素材はお手入れが大変?

自然素材の家は無垢の床板、珪藻土(けいそうど)による壁、梁をむき出しにした天井など、自然のぬくもりを体いっぱいに感じることができる開放的な空間です。一歩足を踏み入れれば誰でも、まるで森の中で暮らしているような爽やかな気分を味わうことができるでしょう。但し、自然素材には汚れが付くとなかなか落としづらい、傷が付くと目立ちやすいなどの短所があることも事実です。家づくりを考える際には、それぞれの長所と短所をきちんと理解した上で、ご家族皆さんにとって一番良いと思うものをお選びください。

また、完成後は粗雑に扱うのではなく、十分に可愛がってください。家はこれから長い人生をずっと共に過ごす大切な器です。年に一度の大掃除だけでなく、定期的にたくさんの愛情を注ぐ良いお付き合いをしてください。

Q28.収納スペースはどれくらい必要?

一昔前までに建てられた住宅、そしてアパートは、収納スペースが極端に少なくなっています。 「新築したら収納スペースだけでも多くとりたい!」とお考えの方も多くいらっしゃいます。 ただ、多くの方が陥りやすいのは、何も考えずにスペースだけをたくさん確保してしまうことです。 家の広さには限りがありますから、収納スペースが増えればその分居住空間は狭くなってしまいますね。 収納上手になるためのコツは、まずあなたが持っている物の量を知ること。 そして、見やすく、出しやすく、仕舞いやすい収納方法で、管理することが大切です。 必要のないものはリサイクルやバザーに出したり、時には思い切って人に譲るなどして、 荷物の量を減らすことも大切ですね。 あなたのご家族にとって本当に必要な収納スペースはどれくらいですか? まずは、このことを考えてみてください。

Q29.ウォークインクローゼットの問題点は?

洋服ダンスを置く代わりにウォークインクローゼットにする利点は、何より洋服が探しやすいという点です。また、背の高いものを仕舞っておく納戸として活用できる点も、便利でいいですね。但し、全く難点がないというわけではありません。狭いとは言え部屋ですから、長く仕舞っておくにつれて衣類の肩のあたりが埃っぽくなってしまうのです。

この対策としては、少し広めのウォークインクローゼットにして手持ちのタンスを入れて使うという方法があります。一目で見渡せる良さは失われてしまいますが、デザインのしっくりしない家具でもインテリアを損なうことなく、使い慣れたものをそのまま活用することができます。また、全身を映すミラーを置けば、姿見になるだけでなく狭い印象を変えることもできるでしょう。

Q30.窓の位置はどうやって決めたらいいの?

間取りを考える上で窓の位置や高さはとても大切です。少な過ぎれば(小さ過ぎれば)日当たりが悪く、多過ぎれば(大き過ぎれば)なんとなく落ち着けない、家具を置きづらいなど、意外と決めるのが難しいものです。

また、日当たりや風通しといった住み心地はもちろん、お隣の土地に家が建っている時は隣家の人たちに対する配慮も必要です。自分の家の間取りにばかり気をとられ、窓から隣の家が丸見え。気まずくてずっとカーテンを閉めたままなんてことになったら、付けた意味がなくなってしまいます。窓の位置や高さを決める時には、建築予定地の状況をきちんと把握した上でプロのアドバイスを聞きながら、慎重に決定するのが良いでしょう

Q31.コンセントやスイッチの位置や数はどうやって決めたらいいの?

実際に暮らし始めてみたら、「コンセントの位置が家具の後ろに隠れてしまう」、「たこ足配線でコワイ」など、コンセントにまつわる不満もよく耳にします。こんな失敗を防ぐためには、予め新居のどこにどんな家具を置くか、どんな家電製品を使うかについて細かく考えておく必要がありますね。また、家電製品の数と種類、分かる物についてはコードの長さやそのワット数についてもメモしておくと良いでしょう。

但し、あまりにもそればかりに気をとられると、ドアや窓の位置などを何も決められなかったり、欲しい電化製品を諦めなければならないなんてことにもなりかねませんね。最近ではコンセント付きの家具など便利なものもあります。現時点でのベストを考えて、家づくりを進めて行きましょう。

Q32.叔母が風水に凝っていて…

風水に凝っていらっしゃるとのことですね。一生暮らす家なのですから、いろいろな面から家づくりを考えてみるのはもっともなことです。ましてや身内の方のご意見ともなると、そう簡単に無視することもできないでしょう。

あなたがこれから計画する家は既に間取りや仕様が決められている企画住宅ではありません。間取りや仕様は自由に設計することができるのです。風水や家相に興味のある方は、打ち合わせの段階で遠慮なくそうおっしゃってください

(注)風水や家相に振り回される家づくりはよくありません。鬼門にトイレなどの水廻りを避けるなどの最低限の注意を払うことは大切です。

Q33.二世帯住宅の注意点は?

二世帯での同居ということですが、同居と言ってもご主人様のご両親と同居をする場合、また奥様のご両親と同居をする場合もありますね。一番大切なことは、どんなカタチで同居するのが自分たちにとって望ましいかをご家族皆さんでじっくりと話し合うことです。現実と将来の両方を考え、ご家族皆さんが本音で話し合うこと。そこでお互いの考え方を理解し合うことができれば、何も心配はいりません。

時間帯や食事の好み、子育てに対する考え方や価値観など、親子と言えども様々な違いがあるのが現実です。お互いに気兼ねすることなく生活ができるように、玄関、キッチン、トイレ、浴室などをどのように設けるか、時間をかけてじっくりと相談してみてください。その際に、もし何かアドバイスが欲しいとお望みの場合は、いつでもご相談に応じます。

Q34.キッチンの設備が物足りない…

標準のキッチンの設備機器を物足りなく感じるとのことですね。もちろん、ご希望のものに変更することはできます。ただ、家づくりでは何が一番大切なのかをよく考えてみてください。それは強い家をつくるための構造ですか? それとも見栄えが良い豪華な設備ですか?

家づくりにいくらでもお金を掛けられる人なら別です。でも、身の丈以上のローン返済に苦しむより、強くて丈夫な家を適正な金額で建てることの方がよっぽど大切なことだと思いませんか。私たちは、家はあなたやあなたのご家族を守るための大切な器だと考えています。家づくりの土台となる構造部分にお金を掛け、 それ以外の物についてはシンプルだけれど、しっかりとした使い勝手の良いものを厳選してご提案させていただいています。

Q35.キッチンと洗面所が遠くて不便

家の住み心地は、どのような動線にするかによって大きく変わってきます。使い勝手の良さや広さだけではなく、視線の動線が大切だということも言うまでもありません(例えば玄関からトイレが見えると、あまり良い気持ちはしませんよね)。

一般的には、家庭を預かる主婦の皆さんにとっては、水廻りを集中させることによって、使いやすい間取りになります。間取りを決める際には、ご家族皆さんがどんな生活パターンで動くのかをイメージしながら決めることが大切です。一番忙しい朝の時間帯は、どういうルートを通って身支度を整え、どういう順番で家事をこなしていますか?ご家族皆さんで日頃の行動パターンをイメージしながら考えてみましょう。

Q36.隣家から苦情が出ることも…

自分の土地だからと言って、家を好き勝手に建てることはできません。なぜかと言うと、各種の法律によって家の大きさや高さが細かく規制されているからです。建築予定地にどれくらいの面積の家が建つのか、家の前の道路の幅が狭いなどといった問題については、法律の専門的な知識が必要になります。

万が一、隣家から何か苦情が出たとしても、自分だけで解決しようとしないでください。ここではプロの意見を聞きながら、十分に話をして対処することが重要です。長く暮らしていく土地なのですから、ご近所の方々とも良いお付き合いをしていただきたいと思います。

Q37.掃き出し窓の高さについて

最近の住宅の多くは、掃き出し窓の位置が地面から高く、直接外に出るのが難しいというご意見を耳にすることがあります。

そして、実際はと言うと、その通りです。その理由は、シロアリを寄せ付けることなく床下の換気を良くするためです。家の中から直接外に出ることができたほうが便利だとお考えの場合は、ウッドデッキやテラスを設けてみてはいかがでしょうか。おしゃれな雰囲気を楽しめる他、天気の良い日にはそこでで食事を楽しんだり、ガーデニングスペースとして活用できるのもいいですね。

Q38.ビシビシと音がする。なぜ?

ビシビシと聞こえてくる音についてのご質問ですね。この音の主な原因は、柱や梁などの木材の収縮によって起こるものです。木造在来工法では、家が建ってから一年間くらいはこの音が鳴ると言われています。それほど心配はいりませんが、音の大きさや音質などで気になることがありましたら、点検の時などにご相談ください。

(注)ビシビシという音が鳴るのは、木造在来工法の家の特徴の一つなので、ご安心ください。

Q39.ソファやピアノを運べる?

引越しの光景で、ベッドや机を外から吊り上げて運んでいるのを目にしたことがありませんか?大きな家財道具は運び込むのが大変です。気を付けなければいけないのはタンス、大型のソファ、長いサイドボードなどで、その他にピアノを運び込むのも大変です。

物を楽に運ぶためには、廊下や階段の幅にゆとりを持たせるか、コーナーとなる部分にゆとりを考慮しておきます。階段はまっすぐに上がるタイプならいいのですが、曲がりの部分があると運びにくいので、予め寸法をチェックしておくことが大切ですね。また、2階の窓から入れようとする場合はバルコニーがあると助かります。いざ引越しという段階になって真っ青にならないように、物を運ぶという視点からもチェックしておくことが重要ですね。

Q40.北枕について

仏教上の習わしから忌み嫌われているのが北枕。家相などは特に気にしない方でも、北枕についてだけはこだわりがあるという方も多くいらっしゃるでしょう。但し、限られた敷地で多くの要望を叶えるとなると、枕の位置にまで考えが及ばないケースも生じてきます。折角気に入った間取りなのに、どうしても枕の位置にだけ納得できない、という話も稀に耳にします。こういった問題は、本人の考え方によるところも多くありますから、対応が非常に難しいものです。

しかし、実用的な考え方としては、北枕を気にしない方が住みやすくなることも事実です。また、敷地によって北の方位が傾いている時などは、どちらの面を北と見なすかで意見が別れることもあります。「どうしても…」とおっしゃる方は、お早めに寝室の家具の配置を考えておくことをお勧めします

Q41.荷物の大きさに応じて棚が欲しい

収納スペースについての希望は、お客様によって様々です。この方の場合は、今の時点で手持ちの荷物の大きさに合わせて棚をつくって欲しいという依頼ですが、これについては、次のようなことも考慮しておいてください。

これから先、お子様が成長されるに従って、荷物はもっと増えるかも知れません。また、歳月と共に趣味も変わり、お手持ちの物が必要なくなったり、誰かに譲ったり、処分しなければならないものも出てくるかも知れません。最近はホームページや通信販売などで、良いものを比較的に安い価格で手に入れることができます。サイズ、素材や色なども随分と自由に選ぶことができるようになりました。焦ってつくり付けにするのではなく、ゆっくりと検討されてみてはいかがでしょうか。

Q42.安いけど大丈夫?

「パルホームさんは何で他社さんと比べると、お安くできるんですか?」お客様から聞かれる質問です。

私たちパルホームでは、子育て世代のお客様にご家族が安心して安全に暮らせる器を用意したいと考えています。ですから、無駄な経費は掛けません。TVコマーシャルを行わないのも、パンフレットをつくらないのも、その制作に掛かる費用をお客様の家に掛けたい、と考えているからです。その他、フランチャイズには加盟しない(加盟料金などがもちろん掛かりますからね)、訪問営業はしない(訪問営業をすると人件費の他、車の燃料代もたくさん掛かります)、その他コストダウンの方法は様々なのですが、こういった無駄な経費を削ることで、お客様の家を適正な価格で建てれるということなのです。全ては書き切れません。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

(注)価格破壊を売り物に坪単価20数万円などという住宅会社があるのも事実です。でも、その中にはオプション工事が多いという会社もあるので、注意が必要です。

Q43.結局、全部でいくら掛かるの?

家を建てる際に必要なお金の総額は、以下を目安にお考えください。

  1. 建築費(本体工事費、建物外付帯工事費、設計・管理費)
  2. 消費税
  3. その他(外構工事費、地盤補強工事費、解体工事費など)
  4. 諸費用(住宅ローンに関する費用、登記費用、火災保険料、各種税金、引越し費用、家具・家電製品の購入費用など)

これらは建築する土地や家の大きさなどによって異なります。家づくりを考える上では建築費だけでなく、その他に必要な費用についても事前に確認の上、余裕を持った資金計画をお勧めします。

Q44.サービスや値引きを要求してもいいの?

大変残念なことなのですが、今まで住宅業界では当たり前のように値引きが行われてきました。お客様にとってはもちろん、値引きはありがたいものでしょう。しかし、値引きがあるために予め200万、300万という金額が建築費に上乗せされてきたのも事実です

これは何を意味しているのかと言うと、何も言わない人からはそのままの金額をもらう。そして、値引きを頼まれた人からだけその分の金額をマイナスしていたということです。言うまでもないことですが、このようなことは決してあってはならないことです。私たちは初めからウソのない正直な価格を提供しています。ウソは、本来あってはならないことだと強く信じています。

Q45.お金の支払いはいつすればいい?

支払い時期についての質問ですね。これについては、いつまでにいくらを支払わなければならないというような決まりは特にありません。大まかに言って、契約時に工事請負金額の10%程度、着工時に工事請負金額の30%程度、上棟時に工事請負金額の30%程度、お引き渡し時に残りの30%程度を支払うのが一般的です。

Q46.キャンペーン中って本当に安い?

デパートなどで「今ならキャンペーン中!」という言葉に釣られて、ついつい余計なものまで買ってしまった経験はありませんか?キャンペーン企画は当選商法といって、住宅業界でも盛んに行われています。全ての会社ではありませんが、2~3ヶ月に一回程度、繰り返し行われています。

それが本当に安いのか? ということについては、中には本当にお得なものもありますし、キャンペーンという言葉を使ってお客を集め、手っ取り早く契約させるというやり方もあるようです。本当に大事なことは、ご家族が必要としている家はどんな家なのかについて、しっかり考えて話し合いをすることです。余計なものはカットして必要なものだけを選び抜き、まずは予算内に収めること。それが満足のいく家づくりの第一歩です。

Q47.見積書はどうやって見ればいいの?

見積書を見比べる時に重要なのは、総額ではなくその中身です。例えば、A社のほうが高いけれど、カーテンや食器棚が含まれている。B社は安いけれど、標準装備として含まれるものが少ないといった場合、結果的にどちらが安いかどうかを瞬時に判断するのは難しいですね。

見積書に何が含まれているかについては、見積書に添付されている仕様書を見ることで確認できます。数社から見積りをとる時には、後で比較検討しやすいように予算やプランの要望などについて予め同じ条件で依頼すると良いでしょう。どのような部材を使って、仕上げはどうなるか?、設備機器はどんなものか?、工事の範囲はどこまでなのか?、別途工事費や諸費用なども全て含まれているか?について、じっくり確認することが重要です。

Q48.手付金(設計依頼料)はどれくらい必要?

手付金についての質問ですね。手付金については、いくら支払わなければならないというような決まりは特にありません

手付金(設計依頼料)として5~10万円程度とお考えください。中には数百万円を要求する会社もあるようですが、これは多過ぎる気がします。まだ契約もしていないのに数百万円も支払うなんて、余計な勘ぐりをしたくなってしまいますよね。手付金はこれから一緒に家づくりをするパートナーが見付かった段階でお支払いすることをお勧めします。

(注)多額の手付金を支払うと、急に態度が変わる会社があります。ご注意ください。

Q49.いいと思って決めた会社と合わなくなったので別の会社にしたい。支払い済みの契約金はどうなるの?

既に支払い済みの契約金の取り扱いについては、契約書の内容を前提に決定されていますので、確認が必要です。ただ、いいと思って決めた会社と合わなくなったということですが、どのような経緯で気持ちが変わったのでしょうか?契約した途端に営業マンの態度が変わり、信用できなくなったのでしょうか?

家づくりは一世一代の大仕事です。その始まりに嫌な気持ちを味わうことになっとのだとしたら、お気の毒としか言いようがありません。でも、考えようによっては早めに気付いて良かったのだと思います。工事が始まってからの業者変更となると、これは重大です。発注済みの部材や設備機器など、たくさんのお金を損することにもなりかねません。後になってから嫌な思いをしないためにも、業者選びは慎重に

Q50.自営業者でも住宅ローンを組める?

住宅ローンの融資については各金融機関でいろいろな基準を設けています。その基準は大きく分けて3つ。簡単に紹介すると次の通りです。

  1. 絶対的な融資額の上限
  2. 担保となる土地、建物の価格に対する割合
  3. 借りる人の収入に基づく返済額の割合

自営業の方が心配されるのは、この3.についてですね。年間返済額の上限は金融機関によって年収の20%~40%以内を基準にしているところが多いです。そして、これをオーバーする場合は、融資額をカットされることになります。借りる人の申告収入が不足する時には、配偶者などの収入と合算する方法もありますので検討してみてください。

Q51.転職すると住宅ローンを組めないって本当?

金融機関がローンの審査をする時、最も大切になるのがあなたの収入の裏付けです。前年の年収や勤続年数、勤務先などが審査の対象となります。転職や独立などで勤務先が変わった時は、事前に相談して収入の裏付けをとっておく必要があります。

また、配偶者に収入があればその分を合算して申請するという方法もあります。住宅ローンについては各金融機関で審査の基準を設けています。借入金額や土地・建物の価格、借りる人の収入など様々な条件から決まります。例えば、転職一つとっても様々な理由が考えられるので、転職して間もないから絶対にダメ!ということではありません。気になる場合は、お早めにお問い合わせください。

Q52.繰上げ返済について教えて

余裕資金が手元にある時は、住宅ローンの金額または、一部繰上げ返済を考えましょう。一部繰上げ返済には、返済期間を短縮する返済期間短縮型と毎月の返済額を軽減する返済額軽減型の2つがあります。

どちらも元金を繰上げて返済することにより、金利負担を減らすことができます。それぞれの特徴は、返済期間短縮型当初の予定よりも早くローンを終了できること返済額軽減型毎月の返済額を少なくすることで生活に余裕が生まれます。但し、繰上げ返済を行うためには手数料が必要になる場合がある(利用する金融機関によって異なります)ので、予め確認しておきましょう。

Q53.ボーナス払いを使うかどうか迷っています

住宅ローンは毎月払いとボーナス払いの2つに分けることができます。基本的には、融資を組む時はボーナス払いに頼らず、毎月の返済額を中心に返済計画を立てるのが理想的です。ボーナスは景気や企業の業績に左右されるので、その額が安定しません。もしもボーナス返済を利用する場合には、以下の点に留意しておいてください。

  1. ボーナス月は毎月分とのダブル返済になる
  2. ボーナスが減額になることも想定しておく
  3. 退職後はボーナスがなくなることを計算に入れておく

Q54.万が一の場合、住宅ローンはどうなるの?

住宅ローンの返済は長期間に渡ります。それだけに、万が一の時のことは人間であれば誰しも考えずにはいられない問題ですよね。長期に渡って住宅ローンを借りる場合、団体信用保険に加入していればそれに基づいて支払われる保険金で債務を弁済してくれます。

団体信用保険は普通の生命保険とは異なります。返済の途中で借入したご本人が死亡したり、重い障害に陥ったりした時にローンと同額の保険がおりて、残りのローン金額が全額返済される形になります。民間の融資を受ける際には、この保険へ加入できることが絶対条件となっていますが、保険料は金融機関が負担してくれる場合がほとんどです。また、公的融資の場合は加入は任意ですが、保険料は自己負担となります。

Q55.税金について教えて

家づくりに掛かる税金は、仕組みが複雑で理解するのがとても難しいですね。でも、そうと言って知らないで済ませていると、納めなければならない税金の持ち合わせが足りなくなったり、場合によっては多くのお金を損することにもなりかねません。ここでは簡単に説明します。

家を取得した時に掛かる税金には不動産取得税、印紙税、登録免許税などがあります。新築住宅については、一定の要件に基づいて税金が減額させる場合があります。詳しいことは、営業担当者や各市町村の窓口にお問い合わせください

Q56.固定資産税はどれくらい掛かるの

固定資産税は、毎年1月1日に土地や家屋などの不動産を所有している人に掛かる税金で、その土地や家屋のある市町村において課税されます。所有者は毎年4~5月に郵送されてくる納税通知書によって、納付期限までに納めなければなりません。

税額は、不動産評価額×税率(標準 1.4%)です。また、地域によっては都市計画税(上限 0.3%)が課税されます。不動産評価額については3年に一度、見直しが行われることになっており、詳しい内容は各市町村の課税課で知ることができます。